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霧&競歩王子

Author:霧&競歩王子
霧(キリ)牡27
競馬歴:11年
最愛:ナリタトップロード
    ベッラレイア
    リトルアマポーラ
長所:勝負師
短所:ミーハーによる自爆
得意技:三連系馬券軸間違い

競歩王子(キョウホオウジ)牡27
競馬歴:9年
最愛:ステイゴールド
長所:熱すぎる声援
短所:それ故の暴走
得意技:ワイド1着-4着
     三連複1着2着4着

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2008/09/06 (Sat) 11:51
メイクデビュー・スコープ(8/30・31)

こんにちは、霧です。

ついに開催日までズレ込んでしまった先週のM.D.S。
なかなか纏まった時間が無いと文章の神様が降りてこなくて…スミマセン。
幸い、先週は新馬戦が少なかったのでさらりと見ていけそう。
秋競馬を盛り上げる馬は今回の中に居るのでしょうか。

メイショウイエミツ(札幌芝1500m)
やたらと新馬戦での活躍が目立つ新種牡馬プリサイスエンド産駒。この系統にしては柔軟な感じのレースを見せる馬が多いが、本馬もまた先行してすっと抜け出すセンスある競馬を披露。よほどこの血は日本に合っていると見える。
ただ現状では小さく纏まった感じの馬が多く、爆発力を見せる馬はあまり居ない。本馬も仕上がり早であることは確かだろうが、上級クラスで活躍するためにはもう一段階上の逞しさが必要になってきそうだ。
【適性】芝1200~2000

ショウナンカッサイ(新潟芝1400m)
スタートから先頭に立つと、1400mにしては遅いペースでレースを引っ張る。極端な瞬発力勝負では分が悪そうな血統の持ち主だが、上手く小出しに脚を使うと後続に付け入る隙を見せぬままゴール。楽な競馬ではあったが、まずは完勝と言って良い内容だった。
ショウナンカンプ×母父サンダーガルチで、マイル辺りまでが守備範囲だろうか。父ほどの爆発的なスピードは感じなかったので、スプリンターというわけではなさそうだが。
今回は自分のペースでの完勝だっただけに、逃げさせると意外にしぶといタイプと言えるかもしれない。
【適性】芝ダ1200~1600

アドマイヤサムライ(札幌芝1800m)
マイネルプリマスの作り出した緩めのペースを、2番手から余裕の追走。そのまま直線ではゴール手前できっちり差し切るという、正に王道競馬で快勝。新種牡馬ネオユニヴァース産駒2頭目の勝ちあがりとなった。
繁殖の質の割に現在大苦戦とも言える結果を強いられているネオユニ産駒。ロジユニヴァースが勝った時の見立て通り、切れる脚やスピードに欠ける面があるようだ。本馬も緩い流れをじわりと押し切った感じで、切れる印象は無い。ただ本馬は母父が超スプリンターのGreen Desert。一見するとアンバランスな血統だが、上手くスピードが伝われば楽しみ。
【適性】芝1400~2200

マナクーラ(新潟芝1800)
筆者の恋人ベッラレイアの甥と言うことで、少し注目していた本馬。新馬ではあまり動かないシンボリクリスエス産駒ということもあり半信半疑で見ていたが、逃げて33秒台の脚で押し切りとまずまずの競馬を見せた。
道中が超絶スローペースだったため上がりの数字はそこまでアテにならないが、ラップを見る限りではそれなりの瞬発力を秘めていそう。ここに父の成長力と力強さが加わってくれば面白い存在だろう。次走でどんな変わり身を見せるか注目。
【適性】芝1600~2400

キングアレキサンダ(小倉芝1200m)
上位人気が揃って飛び、評価の難しいレースとなった。
勝った本馬は道中中団から力強い伸びを見せての快勝。2着にイーグルカフェ産駒のカネコメリッチが入り、父ミスプロ系がワンツー。いかにも開催後半の小倉短距離といった結果になった。
ただ全体で見ればレベルには疑問符。時計も上がりも平凡で、印象に残る馬の少ないレースだったように思える。ただ勝ち馬はどこか穴馬の素質を感じさせ、人気薄での一発をぶちかますタイプか。特に今回の距離や1400、1600辺りで溜めれば切れそうだ。
【適性】芝1200~1600
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2008/08/28 (Thu) 23:17
メイクデビュー・スコープ(8/23・24)

こんにちは、霧です。

さて、今週もギリギリの更新となってしまいましたが、MDSのお時間です。週を追う毎に新馬戦が増えてきており、いよいよ2歳戦線も本格化してくるんだぁと感じます。その分全部レースを見て短評を付けるのも一苦労なのですが…これは好きじゃないと出来ませんね('A`;
ではでは早速、先週デビュー勝ちを収めた8頭を振り返ります。

カール(札幌ダート1700m)
評判馬ワールドカルティエのデビューということで注目を集めた1戦。しかし蓋を開けてみれば三連単96万馬券が飛び出す超波乱の結果となった。2歳戦はホントに分からないものである。
勝ったカールは直線に向いても離れた4~5番手で、見た目にはとても届きそうの無い位置。しかし、それなりに厳しいペースだったせいか残り1ハロンで前が一気に総崩れに。まだ脚を残していた本馬と2着オーゴンシャトルが一気に追い込む派手な展開となった。
ニューイングランドに母父レオダーバンというあまり見ない血統構成で、今回だけではどうにも適性が掴み辛いところがある。展開に恵まれた面もかなりあるように見え、昇級してどういう競馬を見せるか気になるところだ。
【適性】芝・ダ1800~2400以上?

ゲットフルマークス(札幌芝1200m)
テンのスピードが非常に速く、鞍上の手が動くことも無く楽に先頭へ。少しだけ道中行きたがるような素振りを見せていたものの、上手く溜めを効かせて直線へ。2番手のメジロマリアンが必死の追撃を見せるも、最後まで楽な走りで粘りきった。
マイネルラヴに母父Danzigという血統が示すように、平坦かつ軽い馬場向きの印象。距離もこれくらいが良さそうで、いかにも2歳戦向きのタイプと言えるだろう。今回はスピードの違いで逃げを打ったが、控えても競馬は出来そう。今回はムチも入らない楽勝だったので、まだ奥はありそうだ。
【適性】芝1000~1400

カネトシバニラ(新潟芝1200m)
前に行った人気馬2頭で順当に決まった1戦。勝ったカネトシバニラは仕上がりの良さが評価されての2番人気。スタートは普通もダッシュ良く先頭に立ち、長い直線もなかなかの粘りを発揮。混戦の2着以下を尻目に堂々と押し切った。
父がKheleyf(ケイエフ)という馴染みの無い馬。イギリスのG3ホースで、グリーンデザートを父に持つ馬なので短距離向きなのは恐らく間違いないだろう。母父のDiesis他、母系がどう出るかで距離適性も変わってきそうだが、レースを見る感じではマイルまでといった印象。馬自身は尻尾を振ったり直線フラついたりとまだまだ子供な面を残し、本格化はもう少し先だろう。
【適性】芝1000~1400

トーセンピュリニー(小倉芝1200m)
直前の動きや社台ファーム生産ということもあり、単勝オッズは1倍台の圧倒的人気。前評判そのままに良いダッシュからマイペースの逃げへと持ち込む。展開的には楽勝してもおかしくなかったが、いざ追い出してからが意外とジリジリ。後方から追い込んだラガーシーキングをギリギリ抑えきったものの、少し不完全燃焼な内容だった。血統的にも稍重を苦にする馬とも思えず、今回は仕上がりだけで勝った印象。次走でどう変わってくるかで評価も定まりそうだが。
【適性】芝・ダ1200~1800

テーオーストーム(札幌芝1800m)
好ダッシュから一旦抑える味な競馬を見せ、逃げるマイネルプロートスを虎視眈々と見る格好での道中。直線に入ると狭い内側から強襲。父譲りの軽やかなフォームでゴールを駆け抜けた。
鞍上の指示にすっと従う素直さや、狭いところに入っても怯まないあたり、2歳にしては落ち着いた馬だなというのが第1印象。その分そこまで爆発力は感じなかったが、常に自分の能力だけは走ってきそうで大崩れの少ないタイプではないだろうか。父の産駒らしく札幌の馬場も合い、距離もピッタリ。あとはもう少し走りに逞しさが付けば一線級での活躍も。
【適性】芝1600~2200

モンテアルベルト(新潟芝1600m)
1番人気に推されたが、スタートで痛恨の出遅れ。更に道中はずっと首を上げて鞍上とケンカしっぱなし。ようやく落ち着いたのが最終コーナー手前辺りで、並の馬ならもう勝負圏外のはずだったが、忍者の様に馬群を斜めに走りつつ交わすと残り300m付近で2段目のエンジンが点火。ここですっと後続を離し、後はそのリードをギリギリ守ってゴールへ飛び込んだ。
道中の酷い内容からも分かるように、全てにおいてまだまだ荒削り。この内容で勝つのだから能力は確かなものがありそうだが、課題もまた大きい。大物感のある血統の持ち主だけに、大化けする可能性もゼロではなく、色々な意味で次走以降も注目したい馬だ。
【適性】芝1600~2400

ミスティネール(小倉芝1200m)
こちらもスピードの差が勝負を決めた2歳戦らしいレース。アフリート産駒の本馬だが、母系の影響が強いのか芝でもスピードの乗り良くハナを切り、そのまま逃げ切った。
それほど走りにインパクトは感じなかったというのが正直なところだが、速目のペースでも最後まで伸びきったのは評価出来る。これだけ芝で速ければこのまま芝路線で行くのが正解かもしれないが、やはり父の名を見るとダートでの走りも見たくなる。いずれにせよ活躍の場はスプリント~マイル前後になりそうだが。
【適性】芝・ダ1200~1800

ダノンフーバーフーバ(小倉芝1800m)
個性的な名前が目を引く本馬。離れた3番手をがっちり折り合って進み、最終コーナー手前から進出を開始。コーナーワークもそこそこで一気に前との距離を縮め、あとは後続を引き離すのみ。唯一スタートで後手を踏んだ人気のテーオーティアラが迫ってきたが、交わすまでには至らず。まずは完勝と言って良い内容でデビュー戦を飾った。
父はアメリカの早熟の天才で、BCジュヴェナイルを勝った名馬。父自身はダートしか経験は無いが、血統だけ見れば芝もこなして良さそうな下地はあった。加えて母父が芝型のGone Westなのも、本馬が芝で快勝した要因だろう。
血統的には仕上がり早だが、走りや馬体はまだまだ未完成のように感じた。今後どれくらい成長してくれるか楽しみな素材。
【適性】芝・ダ1600~2000
また、2着のテーオーティアラも直線の脚はかなり目を引くものだった。こちらは次は確勝級で、クラスが上がっても互角以上にやれそうな雰囲気がある。併せて注目。
【適性】芝1600~2000




先週は新潟のモンテアルベルト、小倉のダノンフーバフーバ、そこで2着だったテーオーティアラが筆者の中で高評価でした。特にテーオーティアラは牝馬ながら中距離で牡馬と互角以上の脚を見せていたので牝馬路線ではなかなか良いところまでいけるのではないでしょうか。「切れるなぁ」と思ったスペシャルウィーク牝馬は実にあのシーザリオ以来。流石に1戦目だけでそこまでの能力と断言することは出来ませんが、こっそり期待して見守りたい素材です。

2008/08/19 (Tue) 21:32
メイクデビュー・スコープ(8/16・17)

こんにちは、霧です。

まさかまさかの連続更新。
しかも金曜更新が最早慣例となっていたメイクデビュー・スコープです。
意味も分からず筆が進む。うん、こんな時もありますよね。
今回は紹介馬が7頭という過去最高のボリューム。
その分書くのは時間がかかりましたが、個性的な馬が多くてレースを見返すのは凄く面白かったです。この中にクラシックに乗ってくる馬は居るのかなぁ、と想像するのも一つの楽しみ。
ではでは、早速参りましょうー。

アグネスクイック(札幌芝1500m)
北海道シリーズゆかりの血統馬。
道中は無理せず4番手から前を伺い、最終コーナー手前から一気に進出。早々に逃げるオーシャンロードから先頭を奪うと、あとは力強い走りでそのまま押し切った。
内容自体は及第点と言えるが、面白いくらい首の高い走りなのが気になる点。シャドーロールは着けられていたものの、他馬と比べると一目瞭然の頭の位置。距離はそこまで伸びないほうがいいだろう。その個性的な走りに、個人的にちょっと注目。
【適性】芝1200~1800

ストロングガルーダ(新潟芝1400m)
好スタートから先団の一角を形成。行こうと思えばハナを切れるだけのスピードはあるはずだが、無理なく抑えたのは好感。最終コーナーで軽く仕掛けると、そこからの反応が速く一気に逃げるファーストメジャーに襲い掛かり、きっちりと差しきった。
いい意味でダンス産駒らしくない器用さと軽さがあり、今回は完勝と言ったところ。母系にはキングマンボが入り、血統だけ見ればバリバリのクラシック血統だが、あまりに今回の距離での強さが目立ったため、もしかしたら距離はあまり伸びないほうが良いかもしれない。もし中距離でも同じような競馬が出来るならばいい所を狙えるのではないか。
【適性】芝1200~1800

ジャングルストーン(小倉芝1200m)
直前の大雨の影響も無く、湿った馬場を2番手追走。最終コーナーで気合を付けられると唸るような勢いで前に襲い掛かった。直線では少しフラつくなど若さを随所に見せたものの、力強いストライドで伸び快勝。時計などは平凡だったが、悪くない走りを見せた。
こちらも前述のアグネスクイック同様首が高めだが、伸び脚は力強く好感が持てた。今回のような小回りのマイル~中距離あたりで真価を発揮しそうな印象だ。
また、大出遅れから凄い脚で2着まで押し上げたリーチコンセンサスも注目。桜花賞馬レジネッタと似た血統構成で、さらにフサイチエアデールの近親。かなりの切れを秘めており次走は確勝級か。
【適性】芝1400~1800

メジロドリームス(札幌芝1200m)
ロケットスタートを切った人気馬メリュジーヌの作る速めのペースを、内からすっと4番手で追走。道中では少しずつ外に出すと、直線では脚色の鈍ったメリュジーヌをじわじわと捕まえに掛かる。後ろからワニタレスタリがいい脚で迫ってきたが、道中の位置取りの差もあり、ぎりぎり振り切ってのゴールとなった。
エアジハード×母父ラムタラという非常に渋い血統で、やや時計の掛かる札幌の馬場もぴったりだったか。切れやテンのスピードなど大きな武器となる点こそ見当たらなかったが、ひとまずは今後の成長に期待といったところか。
【適性】芝1400~1800

ダノンヒデキ(札幌芝1800m)
まずまずのスタートから、コーナーリングを上手く使いハナへ。
1000m通過が1分5秒台という超スローペースに落とし、引き付け気味の逃げで直線へ。直線では外かたロイヤルクリッパー、内からヴァンクリマが迫るも、前半楽をした分スタミナはまだまだ十分。もう一度しぶとく伸びて後続を抑えきった。
ダンスインザダーク産駒らしく、切れる脚よりはしぶとさで勝負をするタイプだろうが、今回は展開的にも楽すぎて真価が見えず。母父にノーザンテーストが入り、少々のことではバテなそう。早めに動いて押し切る戦法が一番向いていそうだが。
【適性】芝1800~2400以上

ゴールドスパークル(新潟1800m)
道中は行き脚付かず後方の位置取り。鞍上の手も動きながらの追走だが、一向に上がっていく気配は無く、最終コーナーを回っても最後方。これは惨敗もありかと思われた。
が、そこからが信じられない巻き返し。ゴチャ付く馬群をこじ開け、フラ付く前の馬にも集中力を途切れさせず、更には前に壁となって粘る先行集団を一気の進路変更から矢のような伸びで差しきった。
420kg台という小柄な身体や根性爆発のこのレースぶり。父ステイゴールドの姿がダブったのは筆者だけではないだろう。逃げ馬が粘る流れを最後方から差しきったというのも素晴らしい。
レース自体はまだまだ荒削りで常に好走するタイプでは無さそうだが、ハマった時の爆発力はかなりのものがありそう。距離ももっと伸びたほうが良さそうで、色々な意味で楽しみな馬だ。
【適性】芝1800~2400以上

プレザントブリーズ(小倉芝1200m)
道中は離れた3~4番手を進むも、常に鞍上の手が動いていたように追走に苦労。勝負どころでも激しく手綱が動いていたが、馬自体はバテることなく少しずつ前との差を詰め始める。直線では一気に進路を内に取り、前を行っていた3頭を一気になで斬りに。着差以上の能力を感じる内容だった。
道中の内容からも距離は伸びたほうが良い。馬場適性は母父のウッドマンが強く出ているか、それとも父のマンハッタンカフェが出ているかで微妙に変わってきそうだが、本質は軽めの馬場向きではないだろうか。ディープインパクトの近親でもあり、最近勢いのある血統だけに次も注目。
【適性】芝1600~2000





今回の注目馬はゴールドスパークルでしょうか。
栗毛のステイゴールドだ、と思うほどに力強いレースぶりでした。
周りのレベルもあるし、これから大活躍!とは断言できませんが、こういう馬が走ってくれたら面白いんじゃないかなぁと思います。父のファンだった方は特に嬉しいんじゃないかな。
あとは文中でも触れたようにアグネスクイックの頭。
走る本人は至って真面目なのでしょうが、溢れ出る愛嬌に今後も注目です。

2008/08/15 (Fri) 22:47
メイクデビュー・スコープ

こんにちは、霧です。

やっぱり金曜日となったメイクデビュー・スコープのお時間です。
世間はお盆休みではありますが、筆者のお仕事は盆も正月も無く。
それでも土日がお休みなだけ恵まれてるとは思います。何しろ、こうしてゆっくり記事を書いたりレースの予想が出来る時間があるのですから。
そろそろ今週あたりブログ上での的中を目指したいところですが、最早泥沼だからなぁ…。あまり気張らず頑張っていくことにいたしましょう。
ではでは、重賞予想の前に新馬回顧、どうぞ!

フェイクスター(新潟ダート1200m)
水準以上だった調教の動きが評価され、当日は三番人気。
ジェニュイン×母父アフリートというダート巧者血統らしく、スタートから確かな先行力とスピードを見せ、常に先頭を射程圏に入れる形に。逃げたエーブダッチマンも非常に粘り強く抵抗したが、最後は本馬の根性勝ち。後続はこの2頭から6馬身離れ、完全に2頭だけの競馬だった。
デビュー戦ながら最後まで集中して走れていたし、新潟のダートも合いそう。ダートのマイル~中距離あたりでしぶとく掲示板を賑わせるようなタイプになるのではないだろうか。
【適性】ダ1400~1800

レディルージュ(小倉ダート1000m)
スタートから3頭併せの形での先行。結果として前にいた3頭で決まったのでこれは単純にスピードの違いだろう。その中でも一番荒削りだったのが本馬。コーナーリングが上手くないのか3コーナーあたりで不可解な後退をしたが、そこから再び盛り返して前方で粘る2頭を一気に交わし去った。
直線に入ってもフラ付いていたようにも見え、全ての面でまだまだ子供。ただその状態で勝つのだから能力はそれなりのものを持っていると見て良いだろう。ブライアンズタイム×キングマンボというバリバリのクラシックディスタンス血統。だが父の近年の産駒はダート向きに出ることが多いだけに本馬はどうなるか。現状はダート向きにも見えるが、芝をこなす下地は十分。次走に注目だ。
【適性】芝ダ1400~2000

パドブレ(新潟芝1200m)
1番人気に推されるも、スタートで致命的とも言える出遅れ。
しかもそこから一気に押し上げて脚を使い、レース前半にして万事休すかと思われた。
しかし勝負どころでも手応えは衰えず、それどころか逆に凄い勢いで前を捕まえに行く豪快な競馬。結局上がり34秒5の脚で先行馬をまとめて差し切り、能力の違いを見せ付けての勝利を飾った。
血統的にもレースぶりからも1200の馬ではないのは明らかで、本領発揮はまだまだこれからだろう。今回はたまたま強引な競馬になったが、道中は素直そうな印象を受け、レース巧者になれる可能性も秘めている。
切れる脚よりは持続力を生かすタイプで、同父のアサクサキングスに近い。クラシックシーズンに急上昇した先輩の様になれるか注目。
【適性】芝1600~2400

マイネルウェイヴ(新潟芝1600m)
出走馬の実力差が少なかったのか、5着までが0.2秒にひしめく大接戦。勝った本馬は調教の動きこそ良かったものの、血統的な地味さもあってか当日は5番人気。
レースではじっくりと中団で構えると、少しずつ馬群を捌いて進出していく。他の馬もしっかりした伸び脚の馬が多かったが、本馬の脚が一枚上手。上手なレースぶりと確実な伸び脚は着差以上に強いという言葉がしっくり来るものだった。血統的には平坦なローカル向きで、距離はマイルくらいがベストか。ただ折り合い面は何ら問題なく、中距離くらいまでならこなしても不思議ない。
【適性】芝1200~1800

ワンカラット(小倉芝1200m)
いかにもファルブラヴ牝馬らしい硬質なスピードの持ち主。
1000m通過が56秒台と言う速めのペースの中、二番手追走から押し切った。
最後は2着のトップカミングに詰め寄られたが、並んでから抜かせない根性を発揮。1分9秒台での走破は前日のフェニックス賞より速く、いかにも2歳戦向きな仕上がりの良さを垣間見せた。
脚質の違いこそあれど昨年のビーチアイドルに似た印象。この条件はぴったりだったか。あとは坂と距離をどこまで克服できるかで活躍の幅も変わってきそうだが、果たして。
【適性】芝1000~1400






実際に間近で見ていたせいもありますが、今週はパドブレの強さが目立っていました。出遅れた時には悲鳴に近い歓声が上がったのですが、ゴール前ではそれが一変。「おおーっ」という声が大半を占めていました。本当に強いのか、はたまた対戦馬が弱かったのか…次走で明らかになるでしょう。
それにしても今年は新潟で勝ちあがる馬が強力に感じます。新潟2歳Sが今から楽しみですね。

2008/08/08 (Fri) 21:56
メイクデビュー・スコープ

こんにちは、霧です。

最早金曜日の更新が当たり前のようになってしまった当企画。
筆者自身、この記事を書くことで初めて週末の戦闘態勢に気分を持って行っている気がします。明後日に現地開催を控え気合も入るところですが、敢えてここは落ち着いて若駒たちの走りを振り返ると致しましょう。もしかしたら、こうする事が後の2歳Sなどに生きてくるかもしれないのですから。
ではでは早速、先週行われた新馬戦5レース一気に参りましょう。

センターステージ(新潟芝1400m)
道中は後方からの競馬を強いられた本馬だったが、4コーナーを過ぎたあたりで一気に加速。上手く馬群の外に出せていた分、その伸び脚を邪魔する者はおらず。そのまま外から内の馬群を飲み込むように抜け出すと、最後は後続に1馬身以上の差を付けて悠々ゴールした。
スウェプトオーヴァーボードに母父サンデーという、いかにも社台の仕上がり早血統。ただ馬体はまだ余裕があるようにも見え、まだまだ上積みはありそう。距離はマイル前後が合っていそうだが、あまり忙しい競馬は向かない印象。今回のようにじっくり追走から瞬発力を生かせる広いコースが合うだろう。
【適性:芝1400~1800】

カヴァリエ(小倉芝1200m)
先週最も注目を集めた良血馬。昨年ラジオNIKKEI賞を制したサブジェクトの弟にあたり、父がサクラバクシンオーに変わった事でよりスピードに特化した配合のように感じられる。
レースはスタート悪く最後方から。しかし勝負どころで徐々にエンジンが掛かり出すと、最後は1頭だけ明らかに違う脚での逆転劇。高い潜在能力を感じさせる走りを披露した。
ハイペースで展開が向いたことも確かだが、普通ならば捉えきれない位置から逆転して見せたのはやはり血の成せる業か。勿論この後方一気がベストの戦法のようには思えず、次走以降どんな競馬を見せるか楽しみな存在。
ただ兄もデビュー時がピークだったようにやや早熟性のある血統。本馬も仕上がり早なのは間違い無さそうだが、どこまで成長力を秘めているかが秋~来年を見据える上での鍵となる。
【適性:芝1200~1600】

メジロポッター(新潟芝1800m)
スタートからハナを主張し、道中はマイペースでの引き付け逃げを展開。上手く息を入れられたのも良かったか、長い直線でも非常に粘り強い脚で後続の逆転を許さずゴール。メジロ牧場出身馬らしい渋い内容で初陣を飾った。
こちらも前日のセンターステージ同様、身体は思う存分余裕のある状態。ストライドも大きくスピード感を感じさせる走りではないが、その分良い脚を長く使えるタイプだろう。今回はかなり楽な展開に持ち込んだことと、前の止まらない馬場に助けられた面も大きく、試金石は次走か。
【適性:芝1800~2400】

メイショウドンタク(小倉芝1800m)
スタートから暫くは好位グループに位置取っていたが、向こう正面から一気に仕掛けると3コーナーでは既に先頭に並ぶ格好に。ここからは圧倒的人気のアントニオバローズとの完全なマッチレース。これを直線の叩き合いで競り潰すと、あとは悠々1馬身以上の差を付けてのゴールとなった。
2着との差こそ1馬身ちょっとだが、2着から3着の間は大差。他の馬達にとっては相手が悪かったと言わざるを得ない。タイムもこの時期にしては上々のもので、この上位2頭はなかなかの能力を秘めていそうだ。
どちらも父がマンハッタンカフェで軽いスピードが武器。距離にはある程度融通が利きそうだがベストは中距離か。
【適性】芝1600~2200

ピサノシンボル(函館芝1800m)
父シンボリクリスエスに母がシャイニンレーサーと、いかにも藤澤厩舎な1頭。両親はどちらも見栄えのする馬だったが、本馬もその好馬体を存分に受け継いだ迫力のある馬体をしている。
レースでは極悪馬場をものともせず先行すると、父譲りのパワーで軽く押し切ってしまった。まだ走りに十分に集中出来ていない面も多分に見受けられるが、今回はひとまず順当勝ちと言ったところか。軽い馬場では惜敗の多くなるシンボリクリスエス産駒だけに、この渋りに渋った馬場も味方した印象が強い。
次走以降瞬発力を要求されるような舞台になった時にどのような走りを見せるか注目だが、血統面からはそれほど切れる印象は無く、もしかしたら惜敗の多くなるタイプかもしれない。
【適性】芝1800~2400






今週は小倉の2頭が目立っていたように感じました。
カヴァリエもメイショウドンタクも「おっ」と思わせるような力強い走りで、次走が楽しみです。上のクラスでは流石に今回のような楽な勝ち方は出来ないでしょうが、強い相手と当たってどんな一面を見せるかもまた楽しみなところ。新潟の未勝利戦ではガンズオブナバロンが強い競馬を見せましたし、確実に駒は揃ってきている感じがします。
各地のチャンピオンに輝くのは一体誰になるのか、想像を膨らませながら応援していきたいところです。

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